恋愛・人間関係

レストランの待ち合わせ、早く着いたら店の近くで待つ?先に入る?

編集部ガイド状況に応じた考え方や提案を紹介します。編集部の整理は、正解を示すものではありません。

レストランの待ち合わせに早く着いたら、予約している店なら先に入って予約名を伝え、予約なしの店や人気店なら近くで待って全員そろってから入るのが目安です。どちらを選んでも、「先に入ってるね」「入口の右側にいるよ」と居場所を一言送っておけば、相手は迷わずに済みます。

RONTEN編集部の結論

予約ありなら先に入店、なしなら近くで待つ

  • 予約している店:先に入って予約名と、連れが来る時間を伝える
  • 予約なし・人気店:入口をふさがない場所で待ち、そろってから入店
  • ファミレス・チェーン店:空いていれば先に入り、「あとから1人来ます」と人数を伝える
  • どちらの場合も:今いる場所を相手に一言送る

投票結果ではなく、編集部の整理です。みんなの選択はRONTENの投票ページで確認できます。

提灯と暖簾がかかる老舗飲食店の店先
提灯と暖簾がかかる老舗飲食店の店先
Photo: Basile Morin / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

先に入って待つのは失礼?

失礼ではありません。予約がある店なら、先に入って待つほうが店にとっても助かることが多いです。外で待つ派は「一緒に店に入ること」を、先に入る派は「店と相手を待たせないこと」を大事にしています。

外で待つ人には、相手を出迎えてから一緒に入りたい気持ちや、先に席でくつろいでいると相手を急かしてしまうのでは、という気づかいがあります。先に入る人には、予約の確認を済ませておきたい、雨や暑さを避けて落ち着いて待ちたい、という考えがあります。どちらも相手と店を思っての選択です。

緑ののれんがかかった日本の飲食店の入口
初めての店は、入口の前で合流すると迷いにくい
Photo: 円周率3パーセント / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

予約があるなら、なぜ先に入るほうがいいの?

予約した人が来ていると分かるだけで、店は席や料理の準備を進めやすくなるからです。飲食店にとって、予約客が来るかどうか分からない時間は大きな負担になります。

経済産業省のレポートで無断キャンセルの被害額は年間約2000億円と推計、席のみの予約でも連絡がないと他の客を案内できない、コースのみ予約にする店もある
飲食店の予約と連絡の重み(経済産業省の資料をもとにRONTEN編集部作成)

経済産業省のMETI Journalによると、2018年に同省の委託調査でまとめた「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」では、無断キャンセルの被害額は推計で年間約2,000億円にのぼります。席のみの予約でも、予約者から連絡がないと「遅れて来るかもしれない」と他の客を案内できず、その分の売上を失ってしまいます。

早めに着いて「◯時に予約している◯◯です。連れはあと5分ほどで来ます」と伝えるのは、店にとって安心材料になります。相手が遅れそうなときも、先に入っている人が店に一言伝えられるのは大きな利点です。

店の近くで待つほうがいいのはどんなとき?

予約していない人気店や、初めて行く店で入口が分かりにくいときは、近くで待つほうがスムーズです。店によっては、全員がそろってから席に案内することもあるため、合流してから入るほうが確実です。

ファミリーレストランの店先に掲げられた縦長の看板と入口を示す矢印
ファミレスは入口の場所が分かりやすく、先に入るときも「店内の奥の席」など居場所を伝えやすい(写真は東京・築地のファミリーレストランの看板)
Photo: Khronos-dolls / Wikimedia Commons, CC0 1.0

外で待つときは、入口の真ん前や通路をふさがない場所を選ぶのが基本です。行列ができる店なら、先に並んでおいてよいかを店の案内で確認しましょう。全員そろっていない列への合流を断っている店もあります。

場面別に見ると、どうするのが自然?

「予約の有無」と「その日の天気や店の混み具合」で決めると選びやすくなります。迷ったら、店員さんに「待ち合わせなのですが、中で待っていてもいいですか」と聞くのがいちばん確実です。

予約ありなら先に入店して予約名を伝える、相手が遅れるなら店にも伝える、予約なしの人気店は近くで待ってそろってから並ぶ、悪天候の日は店に相談して中で待つ
場面別の目安(RONTEN編集部の整理)

相手に送る一言は?

「今どこにいるか」と「急がなくていいよ」を一言ずつ送れば十分です。先に入ったことを伝えると、相手は店の前で探し回らずに済み、遅れそうなときも焦りにくくなります。

先に入って奥の席にいるね、店の入口の左側にいるよ、2名で予約している者です、連れは5分ほどで来ます、などの例
早く着いたときに送る一言の例(RONTEN編集部作成)

先に席に着いたら、飲み物だけ頼んで待つのは問題ないことが多いですが、料理の注文は全員そろってからにするのが無難です。相手が着いたときに「何にする?」と一緒に選べる余白を残しておきましょう。

よくある質問

ファミレスで待ち合わせ、先に入って待ってもいい?

予約なしで入ることが多いファミレスでも、空席があれば先に入って待つのはよくあることです。入口で「あとから1人来ます」と全員の人数を伝えると、人数に合った席に案内してもらいやすくなります。混雑して順番待ちの受付(名前を書く用紙や発券機)がある店では、全員の人数で受付をして、案内の決まりは店の表示や店員さんの指示に従いましょう。席に着いたら「入口から見て奥の窓側にいるよ」と送っておけば、相手は店内で探し回らずに済みます。

先に入ったら、飲み物を頼んでもいい?

長く待つなら、飲み物を一杯頼んで待つのは自然です。乾杯を一緒にしたい相手なら、「先に頼んじゃった」と一言伝えるか、水で待つのも気づかいです。

予約時間よりかなり早く着いたら?

30分以上早いなど大きく早い場合は、店の準備中のこともあります。近くのカフェなどで時間を調整し、予約時間の少し前に入るのが無難です。

相手が大幅に遅れそうなときは?

予約しているなら、店にも「連れが◯分ほど遅れます」と伝えましょう。連絡があれば、店も席や料理の準備を調整しやすくなります。

自分が後から着いたら?

店員さんに「◯◯の名前で予約している者です」と伝えると、先に着いた人の席へ案内してもらえます。

まとめ:場所より「居場所の共有」が大事

早く着いたときは、予約があれば先に入って店に伝え、予約がなければ近くで待ってそろってから入るのが目安です。そして、どちらを選んでも、自分の居場所を相手に一言送ること。それだけで、待ち合わせはぐっとスムーズになります。

この論点のポイント

  • 予約がある店なら、先に入って予約名を伝えるのは失礼ではなく店の助けにもなる
  • 予約なしの人気店や全員そろってから案内する店では、近くで待つのが確実
  • どちらを選んでも、居場所を相手に一言送れば迷わせない
早く着いたときの目安:予約している店なら先に入って予約名を伝える、予約なしの人気店なら近くで待ってそろってから入店、どちらの場合も今いる場所を一言送る
レストランの待ち合わせ、早く着いたときの目安(RONTEN編集部作成)

あなたは、早く着いたら店の近くで待ちますか?それとも、先に店に入りますか?