食べ物

焼き鳥は串から外す?シェアするときの二つの選び方

編集部ガイド状況に応じた考え方や提案を紹介します。編集部の整理は、正解を示すものではありません。

焼き鳥をシェアするときは、いろいろな種類を少しずつ楽しみたいなら一言聞いてから串から外し、人数分ずつ頼めるなら1人1本ずつ串のまま食べるのが目安です。どちらもマナー違反ではありませんが、外すときは取り箸を使い、鶏肉は中までしっかり火が通っているかも気にかけておくと安心です。

RONTEN編集部の結論

種類を楽しむなら外す、焼きたてを楽しむなら1本ずつ

  • いろいろな種類を少しずつ:聞いてから串から外す
  • 人数分ずつ頼める:1人1本ずつ串のまま
  • 鶏肉なので:中まで火が通っているか確認

投票結果ではなく、編集部の整理です。みんなの選択はRONTENの投票ページで確認できます。

皿に並んだ焼き鳥の盛り合わせ
皿に並んだ焼き鳥の盛り合わせ
Photo: N509FZ / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

串から外すのは失礼?

失礼ではありません。ただ、外す前に一言聞くのが気持ちよくシェアするコツです。外す派は「みんなでいろいろな種類を味わえること」を、1本ずつ派は「焼きたての香ばしさと串のままの食感」を大事にしています。

皿に並んだ焼き鳥の串
皿に並んだ焼き鳥の串
Photo: Guilhem Vellut / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

串から外すと、1本を何人かで分けられるので、ねぎま、もも、皮、つくねなど多くの種類を少しずつ楽しめます。大人数の飲み会ではよく見られる食べ方です。一方で、串のまま食べることにこだわる人もいます。肉と肉の間の焼き目や、串に刺したまま食べたときの肉汁を大切にしたいからです。店によっては串のまま楽しんでほしいと考えているところもあります。

なぜ意見が分かれるの?

焼き鳥は「料理」としての完成形を重視するか、「シェアのしやすさ」を重視するかで、評価が変わる食べ物だからです。どちらの気持ちも、一緒に食べる人を思ってのことです。

焼き鳥店の中には、串に刺した状態での焼き加減や食感まで考えて提供しているところもあります。カウンターで職人が目の前で焼いてくれる店では、まずは串のまま味わい、シェアしたいときは店の人に「分けて食べてもいいですか」と聞いてみるのも一つの方法です。大衆的な居酒屋では、取り分けを前提に盛り合わせを出してくれることもあります。

串から外すのは、全員が同じものを食べられるようにする気づかいでもあります。一方で、外す作業の間に焼き鳥が冷めてしまうこともあります。人数分ずつ注文できるなら、1本ずつ頼むことで両方の満足を得られる場合もあります。

鶏肉ならではの注意点は?

鶏肉は中心部まで十分に加熱することが大切です。厚生労働省は、カンピロバクター食中毒の予防として、食肉の中心部を75℃以上で1分間以上加熱することを挙げています。

焼き鳥と鶏肉の安全:カンピロバクターの予防 中心部75℃・1分以上の加熱、原因食品の例 加熱不十分な焼き鳥など、二次汚染の防止 生肉用と別の器具を使う
焼き鳥と鶏肉の安全(厚生労働省の情報をもとにRONTEN編集部作成)

厚生労働省の資料では、加熱不十分な焼き鳥や白レバー串も、カンピロバクター食中毒の代表的な原因食品の例として挙げられています。食べるときに中が赤い、半生だと感じたら、遠慮せずに店に伝えて焼き直してもらいましょう。また、生肉を扱うトングや箸と、焼けた肉を取る箸は分けることが勧められています。

串に巻いて焼いた博多のとりかわ
串に巻いて焼いた博多のとりかわ
Photo: くろふね / Wikimedia Commons, CC BY 4.0

場面別に見ると、どちらがいい?

人数と注文の仕方で決めると選びやすくなります。大人数でいろいろ頼むなら外す、少人数で人数分頼めるなら串のまま、が目安です。

串から外す?1本ずつ?:大人数でいろいろ頼むは聞いてから外す、2〜3人・人数分頼めるは1本ずつ串のまま、焼き鳥専門店・カウンターは串のまま、子どもと食べるは外してあげる、つくね・皮など崩れやすいは串のまま
場面別の目安(RONTEN編集部の整理)

つくねや皮のように崩れやすい串は、外すと形が崩れたり、たれが流れたりしやすいので、串のまま1本ずつのほうが食べやすいこともあります。子どもと食べるときは、串の先でけがをしないよう外してあげると安心です。

串から外す前の一言は?

「串から外してもいい?」と聞けば、こだわりのある人も意見を言いやすくなります。外すときは、取り箸で肉を押さえ、串を回しながら抜くときれいに外れます。

串から外す前に:「みんなで分けたいから、串から外してもいい?」、「せっかくだから、1本ずつ頼まない?」、「すみません、これ少し中が赤いので焼き直してもらえますか」、「取り箸で分けるね」
串から外す前の一言の例(RONTEN編集部作成)

焼きが甘いと感じたときの一言も、覚えておくと役立ちます。

よくある質問

串から外すときは、箸で外す?手で外す?

取り箸で肉を押さえ、串を回しながら抜くのが一般的です。手で直接触れるより衛生的です。

外した後の串はどうする?

串入れがあればそこに、なければ皿の端にまとめておきましょう。

焼き鳥の「塩」と「たれ」、シェアならどっち?

好みが分かれるので、両方を少しずつ頼むと全員が楽しめます。

レバーが半生っぽいときは?

鶏のレバーも中心部までの加熱が大切です。気になるときは店に伝えて焼き直してもらいましょう。

まとめ:外すなら一言、鶏肉はしっかり加熱

焼き鳥をシェアするなら、種類を楽しみたいときは一言聞いてから串から外し、人数分頼めるなら1本ずつ串のままが目安です。外すときは取り箸を使い、鶏肉は中までしっかり火が通っているかも確かめましょう。

この論点のポイント

  • 串から外すのは失礼ではないが、外す前に一言聞くと気持ちよい
  • 人数分ずつ頼めるなら、串のまま1本ずつ食べるのも満足度が高い
  • 鶏肉は中心部75℃で1分以上の加熱が目安。半生なら焼き直しを
種類を楽しむなら外す、焼きたてを楽しむなら1本ずつ:いろいろな種類を少しずつは聞いてから串から外す、人数分ずつ頼める・焼きたて重視は1人1本ずつ串のまま、鶏肉なのでは中まで火が通っているか確認
種類を楽しむなら外す、焼きたてを楽しむなら1本ずつ(RONTEN編集部作成)

あなたは、シェアする焼き鳥を串から外しますか?それとも、1本ずつ食べますか?