食べ物

食パンはそのまま食べる?焼いて食べる?朝はどっち?

編集部ガイド状況に応じた考え方や提案を紹介します。編集部の整理は、正解を示すものではありません。

食パンは、焼きたてや生食パンのしっとり感を楽しみたいならそのまま、バターをのせたい日や買って数日たったパンならトーストが目安です。焼くときは、農林水産省が勧めるように「普段より薄めの焼き色」に仕上げると、香ばしさとやわらかさのバランスも取りやすくなります。

RONTEN編集部の結論

しっとり派はそのまま、香ばしさ派は薄めに焼く

  • 焼きたて・生食パン:そのまま食べる
  • バターをのせたい・数日たった:トーストする
  • 焼くなら:薄めのきつね色に

投票結果ではなく、編集部の整理です。みんなの選択はRONTENの投票ページで確認できます。

白い皿にのったバタートースト
白い皿にのったバタートースト
Photo: Gannu03 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0

そのまま派と焼く派、何が違う?

そのまま派は「小麦の甘みとしっとり感」を、焼く派は「表面のカリッとした香ばしさ」を食パンに求めています。同じパンでも、焼くかどうかで別の食べ物のように感じられます。

乃が美の高級食パン
乃が美の高級食パン
Photo: lazy fri13th / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

そのまま食べる人は、ふんわりした生地のやわらかさや、ほんのりした甘みを楽しみます。最近はそのまま食べることを前提にした食パンも多く、焼かないほうがおいしいと感じる人もいます。焼く人は、表面がカリッとして中がふんわりした食感の対比や、バターが溶けてしみ込む感じを好みます。どちらも、パンの楽しみ方として自然な選び方です。

焼くと何が変わるの?

水分が減って表面がカリッとし、焼き色とともに香ばしさが生まれます。日本食品標準成分表(八訂)によると、角形食パン100gあたりの水分は、そのままで39.2g、焼いたものでは33.6gです。

トーストをめぐる事実:焼くと水分は 39.2g → 33.6g(100gあたり)、焦げ目とアクリルアミド 焦げるほど濃度が高くなる、家庭でできること 普段より薄めの焼き色に
トーストをめぐる事実(農林水産省・食品成分表をもとにRONTEN編集部作成)

水分が飛ぶことで食感が変わり、買ってから時間がたったパンも食べやすくなります。一方で、焼きすぎると表面が硬くなり、焦げの苦味が出ます。焼き加減は、香ばしさとやわらかさのバランスで決めましょう。

焦げ目は気にしたほうがいい?

濃い焦げ目は避け、「普段より薄めの焼き色」を意識すると安心です。農林水産省は、食品を120℃以上で加熱するとアクリルアミドができ、焦げ目がつくほど濃度が高くなるとして、家庭でできることの一つに「食パンをトーストするときは普段よりも薄めの焼き色に仕上げる」ことを挙げています。

ただし、農林水産省は同時に、アクリルアミドを含む食品をまったく食べないことは不可能で、バランスのよい食生活を前提に調理を工夫すればよいとしています。焦げたトーストを怖がりすぎる必要はありませんが、黒く焦げたところは削るなど、無理のない範囲で気をつけましょう。

焼く前のふんわりした食パンの断面
焼く前のふんわりした食パンの断面
Photo: Joy / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

食べ方別に見ると、どちらがいい?

やわらかい具と合わせるならそのまま、バターやチーズを溶かしたいなら焼く、と考えると選びやすくなります。焼きたてのパン屋さんのパンなら、まずはそのまま一口食べてみるのもおすすめです。

焼く?そのまま?:生食パン・焼きたてはそのまま、バター・ジャムはトースト、卵サンド・フルーツサンドはそのまま、ピザトースト・チーズはトースト、買って数日たったはトースト
食べ方別の目安(RONTEN編集部の整理)

バターやチーズのように、熱で溶かしておいしくなるものをのせるならトースト、卵サラダやフルーツ、生クリームなど、やわらかい具を挟むならそのままの食パンがなじみやすくなります。買ってから数日たったパンは、焼くことで香ばしさが加わり、食べやすくなります。

家族と食べるときの一言は?

焼くかどうか、焼き加減はどうかを先に聞くだけで、朝の小さなすれ違いを防げます。焼き加減の好みは人によってかなり違います。

朝の一言:「パン、焼く?そのまま?」、「今日は薄めのきつね色にしておくね」、「今日のはそのままでもおいしいよ」、「焦げたところは削っておくね」
朝の一言の例(RONTEN編集部作成)

家族で朝食をとる家庭では、焼き加減の好みが人によってかなり違います。焼く前に「焼く?そのまま?」「薄め?しっかり?」と一言聞くだけで、焼き直しや食べ残しを防げます。焦げてしまったときは、黒いところを削ってから出すとよいでしょう。

よくある質問

冷凍した食パンは焼いたほうがいい?

冷凍したパンは、凍ったままトーストすると水分が保たれやすく、ふんわり仕上がりやすいとされます。トースターの説明書に沿って焼きましょう。

生食パンは焼いてはいけない?

焼いても問題ありません。そのままでおいしいように作られていますが、軽く焼くと違った香ばしさを楽しめます。

トーストは何分焼けばいい?

トースターの種類やパンの厚さで違います。焼き色を見ながら、薄めのきつね色を目安にすると失敗しにくくなります。

耳だけ残すのは失礼?

家庭では好みで構いません。人の家や外食では、食べきれないときに一言添えると気持ちよく伝わります。

まとめ:パンの状態で選び、焼くなら薄めに

食パンは、焼きたてや生食パンならそのまま、バターをのせたい日や数日たったパンならトーストが目安です。焼くときは普段より薄めのきつね色を意識すると、香ばしさとやわらかさのバランスがよく、焦げすぎも防げます。

この論点のポイント

  • そのまま派はしっとり感、焼く派は香ばしさを楽しんでいる
  • トーストすると水分が減り、表面がカリッとする
  • 焼くなら薄めのきつね色に。焦げ目ほどアクリルアミドが増える
しっとり派はそのまま、香ばしさ派は薄めに焼く:焼きたて・生食パン・やわらかさ重視はそのまま食べる、買って数日たった・バターをのせたいはトーストする、焼くならは焼き色は「薄めのきつね色」に
しっとり派はそのまま、香ばしさ派は薄めに焼く(RONTEN編集部作成)

あなたは、食パンをそのまま食べますか?それとも、焼いて食べますか?