食べ物

シェアする唐揚げのレモン、先にかける?取り分けてから?

編集部ガイド状況に応じた考え方や提案を紹介します。編集部の整理は、正解を示すものではありません。

シェアする唐揚げのレモンは、大皿全体にかけず、取り分けてから各自で絞るのがいちばん角が立ちません。かけたいときは「レモンかけてもいい?」と一言聞くか、全員の好みが分かっている場合でも半分だけにかけておくと、かけない派も気持ちよく選べます。

RONTEN編集部の結論

シェアするなら、レモンは取り分けてから

  • みんなで大皿を囲むとき:かけずに、各自で絞る
  • 全員がレモン派と分かっているとき:半分だけかけるのもOK
  • 絞るときは:取り箸を使い、周りに飛ばさない

投票結果ではなく、編集部の整理です。みんなの選択はRONTENの投票ページで確認できます。

レモンを添えた唐揚げ
レモンを添えた唐揚げ
Photo: Valenzuela400 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

先にかけるのはマナー違反?

マナー違反とまではいえませんが、「聞かずにかける」とトラブルになりやすいのは確かです。先にかける派は「みんなの分をまとめて準備する気づかい」を、取り分けてから派は「一人ひとりの好みを尊重すること」を大事にしています。

唐揚げに添えられたくし切りレモン
唐揚げに添えられたくし切りレモン
Photo: ウィ貴公子 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

レモンをかけると、唐揚げの油っぽさがやわらぎ、さっぱりと食べられます。先にかける人は、まとめて絞れば手間が少なく、全員がおいしく食べられると考えます。一方、レモンの酸味が苦手な人や、衣のサクサク感を楽しみたい人にとっては、勝手にかけられるのは困りものです。一度かけたレモンは取り消せないため、「聞いてから」が大切になります。

なぜこんなに話題になるの?

大皿を囲む食事では、「自分の好み」と「みんなの皿」の境目が分かりにくいからです。唐揚げのレモンは、シェアする食事で好みがぶつかる代表的な場面として、よく話題にのぼります。

同じ大皿を囲む食事では、誰かの小さな行動が全員の食べ方に影響します。だからこそ、「かけていい?」の一言で相手の好みを確かめることが、思いやりとして受け取られます。逆に、先に聞かれた側も「どうぞ」「半分だけにしてもらえる?」と気軽に答えられると、場の空気が和みます。

取り分けで気をつけることは?

取り箸を使い、自分の箸で大皿をつつかないことが基本です。厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症対策の「新しい生活様式」の実践例として、食事の場面で「大皿は避けて、料理は個々に」を示しました。

唐揚げとレモンをめぐる事実:レモン果汁のビタミンC 50mg/100g、厚生労働省の「新しい生活様式」 大皿は避けて、料理は個々に、取り分けるときは 取り箸を使う
唐揚げとレモンをめぐる事実(公的機関の情報をもとにRONTEN編集部作成)

感染症対策として示されたものですが、料理を先に取り分ける考え方は、レモンの好みの問題も一緒に解決してくれます。先に各自の皿に取り分けておけば、レモンをかけるかどうかも、それぞれが自分の皿で決められます。なお、日本食品標準成分表(八訂)では、レモン果汁100gあたりのビタミンCは50mgです。

木の皿に盛り合わせた唐揚げとレモン
木の皿に盛り合わせた唐揚げとレモン
Photo: Прикли / Wikimedia Commons, CC BY 4.0

場面別に見ると、どうするのが自然?

相手の好みを知っているかどうかで決めると選びやすくなります。初対面や仕事の会食では、かけずに「お好みでどうぞ」と添えるのが最も無難です。

レモン、どうする?:居酒屋で大皿の唐揚げはかけずに各自で、全員の好みが分かっているは半分だけかける、初対面・仕事の会食はかけない、家族の食卓は家族のルールで、お弁当・テイクアウトは食べる直前に
場面別の目安(RONTEN編集部の整理)

家族の食卓では、家ごとのルールがあることも多いでしょう。お弁当やテイクアウトでは、食べる直前に絞ると衣のサクサク感を保ちやすくなります。

レモンを絞る前の一言は?

「レモンかけてもいい?」の一言で十分です。すでにかけてしまったときも、素直に謝って次から気をつければ問題ありません。

レモンを絞る前に:「レモンかけてもいい?」、「じゃあ、自分の分だけにかけるね」、「先に取り分けるね。レモンはお好みで」、「ごめん、聞く前にかけちゃった。次は分けておくね」
レモンを絞る前の一言の例(RONTEN編集部作成)

絞るときは、皮を下に向けて手で覆うように絞ると、果汁が周りに飛び散りにくくなります。

よくある質問

唐揚げのレモンは、なぜ付いてくるの?

油っぽさをやわらげ、さっぱり食べられるようにするためです。好みで使う薬味として添えられていると考えるとよいでしょう。

レモンが苦手だと言いにくいときは?

「自分の分は取り分けてもらってもいい?」と頼めば角が立ちません。先に自分の分を取ってしまうのも一つの方法です。

マヨネーズや塩も同じ考え方?

はい。大皿の料理に何かを足すときは、全体にかけず、小皿に出して各自で使うのが無難です。

飲み会で幹事が先にかけてしまったら?

気にしすぎなくて大丈夫です。どうしても苦手なら、次の料理から「取り分けてからにしよう」と軽く提案してみましょう。

まとめ:大皿には「聞いてから」、迷ったら取り分け

シェアする唐揚げのレモンは、取り分けてから各自で絞るのがいちばん無難です。かけたいときは一言聞くか、半分だけにかけておけば、かけない派も選べます。取り箸を使って先に取り分ける習慣があれば、好みのすれ違いはぐっと減ります。

この論点のポイント

  • 先にかけるのはマナー違反ではないが、聞かずにかけるとトラブルになりやすい
  • 先に取り分ければ、レモンの好みも各自の皿で決められる
  • 取り箸を使い、レモンは周りに飛ばさないように絞る
シェアするなら、レモンは取り分けてから:みんなで大皿を囲むときはかけずに、各自で絞る、全員がレモン派と分かっているときは一部だけにかけるのもOK、絞るときはは手で触れる部分に気をつける
シェアするなら、レモンは取り分けてから(RONTEN編集部作成)

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