暮らし

欲しいものはネットと店舗、買うならどっち?

編集部ガイド状況に応じた考え方や提案を紹介します。編集部の整理は、正解を示すものではありません。

買い物は、型番が決まっているものや重いものはネットで、サイズや質感を確かめたいものや急ぎのものは店で選ぶのがおすすめです。ネットで買うときは、通信販売にはクーリング・オフの制度がないことを知り、返品の条件を先に確認しておくと安心です。

RONTEN編集部の結論

試したいものは店で、決まっているものはネットで

  • 型番が決まっている・重いもの:ネットで買う
  • サイズや質感を確かめたいもの:店で買う
  • ネットで買うとき:返品の条件を先に確認

投票結果ではなく、編集部の整理です。みんなの選択はRONTENの投票ページで確認できます。

三重県桑名市の寺町通り商店街のアーケード
三重県桑名市の寺町通り商店街のアーケード
Photo: Asturio Cantabrio / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

ネット派と店派、何が違う?

ネット派は「比較のしやすさと手間の少なさ」を、店派は「実物を確かめられる安心」を大事にしています。どちらも、納得できる買い物をしたいという気持ちは同じです。

ノートパソコンの横に置いたミニショッピングカート
ノートパソコンの横に置いたミニショッピングカート
Photo: Shixart1985 / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

ネットで買う人は、複数の店の価格やレビューを比べられることや、重いものを家まで届けてもらえることを重視しています。夜中でも買い物ができるのも便利な点です。店で買う人は、服のサイズや家具の質感、食品の鮮度などを自分の目で確かめられることや、店員さんに相談できることを大事にしています。

どちらが正しいということはなく、商品や状況によって使い分ける人が多いでしょう。「店で試して、同じものをネットで買う」という人もいますが、店にとっては相談や試着の手間がかかっていることも意識しておきたいところです。

ネットショッピングはどれくらい使われている?

二人以上の世帯の半数以上が、ネットショッピングを利用しています。総務省統計局の「家計消費状況調査」によると、2025年にネットショッピングを利用した二人以上の世帯の割合は56.9%で、前年の55.3%から上昇しました。

ネットと店の買い物をめぐる事実:ネットショッピングを利用した世帯(2025年) 56.9%、通信販売のクーリング・オフ 法律上の制度はない、返品特約の表示がない場合 受け取りから8日以内
ネットと店の買い物をめぐる事実(総務省統計局・国民生活センターの情報をもとにRONTEN編集部作成)

ネットでの買い物は、すでに多くの家庭で日常的なものになっています。一方で、ネットと店のどちらが向いているかは、商品や買う人の状況によって変わります。日用品はネット、服や食品は店など、使い分けている人も多いでしょう。

ネットで買うとき、気をつけることは?

通信販売にはクーリング・オフの制度がないので、返品の条件を購入前に確認することが大切です。国民生活センターによると、通信販売には法律上のクーリング・オフ制度はなく、返品できるかどうかは販売業者が定めた「返品特約」によります。

クレジットカードを手にネットで買い物をするところ
クレジットカードを手にネットで買い物をするところ
Photo: Shixart1985 / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

返品特約の表示がない場合は、商品を受け取った日を含めて8日以内であれば返品でき、その際の送料は購入者が負担するとされています。サイズが合わない、イメージと違ったといった理由で返品したいときに備えて、購入前に返品の条件や送料を確認しておきましょう。

商品別に見ると、どちらがいい?

比較しやすいものはネット、確かめたいものは店、が目安です。急ぎのものや鮮度が大切なものは、店で買うほうが安心です。

ネット?店?:日用品のまとめ買いはネット、型番が決まった家電はネット、服・靴は店(初めてのブランド)、食品・生鮮品は店、急ぎで必要なものは店
商品別の目安(RONTEN編集部の整理)

初めてのブランドの服や靴は店で試し、サイズが分かったら次からネットで買う、という使い分けもできます。

家族や友人との一言は?

返品条件や受け取り方法を一緒に確認すると、ネットでの買い物の失敗が減ります。家族で暮らしているなら、荷物の受け取りについても話しておくとスムーズです。

買い物の一言:「これ、店で試してからネットで買ってもいいかな?」、「サイズが合わなかったら返品できるか、先に見ておこう」、「平日は受け取れないから、置き配か店舗受け取りにしよう」、「詳しい人に聞けるから、今回は店で買おう」
買い物をめぐる一言の例(RONTEN編集部作成)

置き配や店舗受け取りなど、受け取り方法を選べるサービスも増えています。

家族の誰かが買ったものが届いたときに、「誰の荷物?」と困らないよう、買ったら一言共有しておくと受け取りもスムーズです。

よくある質問

店で試着してネットで買うのはマナー違反?

法律上の問題はありませんが、店員さんに長く相談した場合などは、その店で買うことも検討すると気持ちのよいやりとりになります。

ネットで買った服のサイズが合わなかったら?

返品特約を確認しましょう。表示がない場合は、受け取った日を含めて8日以内なら返品でき、送料は購入者負担です。

ネットの買い物で困ったときの相談先は?

消費者ホットライン「188」で、最寄りの消費生活センターなどを案内してもらえます。

店で買うメリットは?

実物を確かめられること、その場で持ち帰れること、店員さんに相談できることなどがあります。

まとめ:商品に合わせて使い分ける

買い物は、型番が決まっているものや重いものはネット、サイズや質感を確かめたいもの、急ぎのものは店で選ぶのがおすすめです。ネットで買うときは、通信販売にクーリング・オフがないことを知り、返品の条件と送料を先に確認しておきましょう。

この論点のポイント

  • ネット派は比較と手間の少なさ、店派は実物を確かめる安心を大事にしている
  • 二人以上の世帯の56.9%がネットショッピングを利用(2025年)
  • 通信販売にクーリング・オフはない。返品特約を先に確認
試したいものは店で、決まっているものはネットで:型番が決まっている・重いものはネットで買う、サイズや質感を確かめたいものは店で買う、ネットで買うときは返品の条件を先に確認
試したいものは店で、決まっているものはネットで(RONTEN編集部作成)

あなたは、ネットで買いますか?それとも、店で買いますか?